似たものでも中身は違います

似たものでも中身は違います

愛知県のお客様から洗面の水栓金具を修理したいというご相談を頂きました。

写真を見ると、ヤスダプロモーション製のものに非常に近いデザインです。

そこで、ヤスダさんに問い合わせをしてみましたが、細かな部分に違いがあって自社の製品ではないという回答がありました。

非常に似ているので使われている部品も同じではないかと考えるのが一般のお客様の考えですが、メーカーが違えば使われている部品も違うものです。

蛇口(吐水口)から水がポタポタ落ちるというトラブルの場合、通常は内蔵されているカートリッジバルブを交換すれば元通りなんですが、安易に違う水栓メーカーのものを調達してもほぼ100%取付けは出来ません。

ですから、もったいない気もするんですが、古い水栓金具は廃棄して新しいものを取り付けるというのが、遠回りのようで最も近い方法です。

古い水栓金具をお使いの皆さんは、将来のメンテナンスの為に必ず施工時期やメーカー名、品番・品名といった記録をなくさないようにして下さい。輸入水栓は、10年以上経っても交換部材が製造されているケースが殆どですから、何かあっても修理が可能かも知れませんよ。

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