ペラでなければ、入られたかも

ペラでなければ、入られたかも

岐阜県のお客様から、空き巣の被害を受けたので修復したいというご相談を頂きました。

被害を受けた輸入の両開きフレンチドアは、木製アルミクラッドサッシのペラウィンドウ(Pella)。

写真は、そのサッシの木口(こぐち)の部分です。防犯対策が強固なマルチポイントロックやカンヌキ式のデッドボルトが装着されていますので、ドア金物が歪み木枠がボロボロになっても、ドアが室内への侵入を何とか防いでくれたようです。

恐らく空き巣はプロではなく、慣れない素人のような人間だったようで、輸入サッシが侵入しづらいということを理解しておらず、無理矢理手荒な手口で侵入を試みたのだろうと思います。

もしこれが国産のアルミサッシであったなら、ここまで壊されることもなく簡単に室内へ入られていたはずです。

部屋への侵入はされませんでしたので、貴重品等は無事だったようですが、こちらのペラのサッシは既に製造が終了している高級なデザイナーシリーズのものですから、全く同じものを調達して直すことが出来ません。

そういった意味では非常に大きな被害ではありますが、ご家族の命を守ってくれたことは素晴らしかったと思います。

これからメーカーとも相談して、どのように復旧するかを検討しなければなりませんが、防犯性が高い輸入住宅に変に手を出して欲しくないですね。これから年末シーズンを迎えますので、皆さんも泥棒や空き巣への対策は十分に行って下さい。

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