上側だけでは支えきれません

上側だけでは支えきれません

神奈川県のお客様から、輸入サッシが腐ってきたので交換したいというご相談を頂きました。

輸入窓は、木製アルミクラッドケースメントサッシのペラウィンドウ(Pella)。

写真は、そのサッシの可動建具を下から撮影した様子です。

建具の木製枠ですが、下側に穴が明く程ゴッソリと木が腐ってきています。また、そこにビスで固定されていた建具下側のウィンドウヒンジも、ビスが脱落して完全に外れた状態になっています。

このトラブルの原因は、アルミカバーに接しているガラスの周囲から雨が中に入り込んで、建具の下枠を内部から徐々に腐らせていったことにありますが、中からなので酷い状況になるまでお客様は気付くことが出来ません。

こうなると、ペラの場合は建具を新しいものに交換するという手順になるのですが、オーダーしてから半年くらい納期が掛かってしまいます。

現状、この重い建具を支えているのは、建具の上側に取り付けられたウィンドウヒンジだけになっていますから、それがおかしくなると建具が窓から落下するなんてことにもなりかねません。

取り敢えず、当面の間窓を開けずにお過ごし頂くことになりますが、落下なんて状況になる前に早めに交換手配をして差し上げたいものです。

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