無事に交換出来ました

無事に交換出来ました

静岡県のお客様のおうちに伺い、輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のガラス交換及び鍵の修理をしてきました。

輸入窓は、樹脂サッシのミルガード(Milgard)製で、ハメ殺し側のドアに雨漏りによるペアガラスの内部結露が発生している状態でした。

また、鍵も壊れている為、ロックレバーやドア内に内蔵されたロックケースといった部材も交換する必要がありました。

日本の住宅は、掃出しサッシを日当たりのいい南側や東側の壁に設置するケースが多く、台風などの強い雨風をまともに受けてしまうばかりか、ヒサシなどの雨除けもない為、ガラスの周囲から雨が建具(ドア)の内部に入り込んでしまい、それが内部結露を発生させることになります。

ミルガードの掃出しサッシ用強化ペアガラスは、基本的にインチ単位で出来ていますから、厚みも25.4mmという特殊な寸法になっています。

ですから、普通のサッシ屋さんでは適正な大きさのペアガラスが製作出来ませんから、寸法の違うガラスを付けるケースも多く見受けられます。

ただ、そうなるとガラスとドアとの間に隙間が生じてしまったり、逆にガラスが厚くてドアに納まらないなんてことになりますから、余計に雨漏れするリスクが増えたり、ガラス押え(押縁)が付かずガラスの固定が適切に出来ないというトラブルになったりもします。

私たちは、常にそういったことへの気遣いをしていますから、必ず事前に現地調査を行って、ガラスの採寸や交換方法の確認を実施します。

今回無事に大きな遮熱型(LOW-E)強化ペアガラスに交換が出来たのも、ロック(鍵)の部材を調整しながら取付け出来たのも、そういった地道な仕事を心掛けているからなのかも知れません。

最後に、交換したハメ殺し側のガラスだけでなく、可動側のドアのガラスも周囲に防水処理を行ってこの仕事は完了です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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