マスキングテープを使った防水作業

マスキングテープを使った防水作業

愛知県のお客様のお宅に取り付ける新しい交換用建具(障子)の防水作業をしています。

不具合を起こした輸入窓は木製アルミクラッドのサミット(Summit)製ダブルハングサッシ。

ペアガラスの周囲からの雨漏れで、建具枠の木が腐ってしまったというトラブルでしたから、雨漏れ対策は必修です。

屋外側のガラスの周囲に、青いマスキングテープをきれいに張ってあるのがお分かりでしょうか。また、アルミのつなぎ目にも同様にマスキングテープを張りましたが、万一水が中に入った場合に備えて、雨水の出口となる部分には敢えて防水処理を行いません。

マスキングテープを張った場所には、カビ防止の防水材を入れて雨漏れしないように備えます。勿論、建具を製造したシエラパシフィック(Sierra Pacific)という窓メーカーでも製造段階で防水材を施工しているので、ダブルで防水処理をすることになります。

それ以外に、建具の木枠は腐らない処理がなされた「コアガード」と呼ばれる木を使っていますし、その木の上にはパラペイントの屋外木部用防水塗料 ティンバーケアを塗ってありますので、二重三重の対策を実施しています。

ただ、ここまで万全の対策をしていても、人間が作るものに絶対はありませんから、定期的に点検・メンテナンスをすることを怠ってはいけません。

<関連記事>: ダブルハングの交換用建具(障子) (2024年8月27日)

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