古いドライブイン・ラッチ

古いドライブイン・ラッチ

愛知県のお客様から古いドアレバーに付いているドアラッチが壊れたので交換して欲しいとのご相談を頂きました。

輸入のドアレバーは、トイレドアなどに付けられる内鍵(サムターン)が付いたタイタン(Titan)製。

内鍵付きとは、キーを差して開け閉めする外部ドア用のドアレバーではなく、部屋(トイレ等)の中からしか鍵を掛けらないタイプのものです。

ただ、このドアラッチは、鍵が付いていない空錠と呼ばれるドアレバーやドアノブにも使えますから、キーで開け閉めするもの以外であればこのドアラッチが使えます。

写真のドアラッチは、鍵爪の周囲が丸い形状をしています。これを私たちはドライブイン・ラッチと呼んでいます。

通常は、この丸くなった部分にフェースプレートと呼ばれる金属の板が付いているのですが、古いドアノブ(ドアレバー)ではフェースプレートが付いていないものが多かったように思います。(尚、国産のラッチは、100%フェースプレート付きです)

写真ではドアラッチが破損しているようには見えませんが、恐らくドアノブを回しても鍵爪部分が十分に引っ込まない状況になっているのではないかと思います。

鍵爪が引っ込まなければ、鍵爪が受け金物のストライクの穴に引っ掛かったまま外れてくれませんから、ドアが開けられない状態になってしまいます。

ただ、ドアラッチはいきなり壊れるのではなく、徐々にバネが動かなくなるという症状が出てきますから、早めに気付いて対処してやれば大ごとになることはありません。

まだ大丈夫と修理・交換を怠ると、そのうちドアが開かないなんてことになりますから、皆さんも注意して下さいね。

<関連記事>: 鍵爪が出て来ないドアノブ(ドアレバー) (2024年8月28日)

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