珍しいウィルマーのレバーロック

珍しいウィルマーのレバーロック

カナダのウィルマーがジェルドウェンに吸収されて、会社がなくなってから15年以上が経ったような気がします。

今回ご案内するのは、そのウィルマー(Willmar)のケースメントサッシやオーニングサッシに取り付けられていたレバーロック部品。

形状的にはローウェン(Loewen)のロック金物と似た感じではありますが、僅かな違いで互換性はないように思います。

こうした部材は、他の窓メーカーでも採用されている汎用部材ではありますが、この形状のものはウィルマー以外ではあまり見掛けないかも知れません。

素材は鋳物ですし、鍵が実際に掛かる部分もステンレスで出来ているようですから、樹脂で出来たローウェンのもののように劣化して破損することは少ないと思います。

ただ、建具(障子)の歪みや動きの悪さが原因で鍵が掛けづらくなっていると、レバーを無理に下げようとして折れてしまうかも知れません。

そうなる前に、窓の開閉の調整や不具合箇所のメンテナンスを行うことが大切ですが、万一金物が壊れてしまった場合は交換・調整をする必要があります。

輸入サッシのロック部品は、防犯性や気密性・防音性に関係する大切なパーツですから、適宜メンテナンスをしておきたいものです。

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