定規を添えた写真では分かりません

定規を添えた写真では分かりません

青森県のお客様から、輸入サッシのロック金物を手に入れたいというご相談を頂きました。

輸入窓は、木製アルミクラッドのピーチツリー(PeachTree)社製アリエル・シリーズのダブルハング・サッシ。

ロック金物は、どこの窓メーカーでも汎用の部品が使われることが多いのですが、ピーチツリーだけはいつも特殊なタイプを使います。

今回のものも似た感じのものはあっても、全く同じ仕様・同じ大きさのものはありませんから、会社がなくなったピーチツリーのものを手に入れるのは結構大変です。

お客様には手描きでいいので、欲しい部品を絵に描いてそこに詳細寸法を記入して送ってくれるようにお願いしたのですが、定規を部品の隣に置いて写真を撮るだけで、何度言っても絵を描いてもらえません。

写真はカメラの角度や被写体の距離等によって見え方が変化しますから、定規の目盛り位置が正確かどうか、写真だけでは判断が出来ません。

輸入のサッシ部品は似たようなものがいくつも存在し、僅か数ミリ程度寸法が違うなんて部品もたくさんあります。

絵が下手ということなら、誰か上手に描ける人に頼んで頂くか、下手でも一生懸命描いてみるかして頂けると思います。

勿論、最終的にはお客様が購入前にご希望と適合するかどうかをご自身で判断しなければなりませんが、私たちが正しいものを探す段階で正しい情報を提供頂くことがお客様にとっても利益になるはずです。

そういうことが面倒で出来ないということなら現地調査も行いますが、詳細調査に係る費用は別途必要になってきます。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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