今日、ANNのニュースで東京都内のおうちのガラスが、猛暑によって熱割れを起こしているという話題を流していました。
一日30件を超える修理の問い合わせがあるそうで、結構大変なことになっているようです。
そこに出てくる修理業者さん曰く、熱割れを起こしているのは網入りのガラスで、太陽の熱によって金属の網が膨張する為にガラスにヒビが入ってしまうとのこと。
輸入住宅ブームの時に建てられたおうちでも、防火区域に対応する為にペアガラスを網入りにしている窓が多く見受けられます。
また網入りでなくても、ペアガラスは室内側のガラスと屋外側のガラスとで温度差による収縮と膨張がそれぞれのガラスで発生する為、熱割れを起こしやすいという特性があります。
それから、外から中を見えなくするという目的で、透明のペアガラスの上に目隠しのフィルムを張っているおうちがありますが、ガラスが収縮・膨張をする際にフィルムがそれを邪魔してガラスにストレスを与えて熱割れしてしまうということもよくあります。
太陽からの強烈な光や熱を遮ったり、外から目隠しをしたりしたいという場合は、窓の外側にターフやテントのような布を張ってみるのもいいかも知れません。
今年の夏は、例年にも増して猛暑となるように思いますから、エアコンによる室内温度と直射日光の当たる窓周辺温度とではその差が異常に大きくなるはずです。
輸入サッシは、ペアガラスの厚さがインチ単位で作られていますし、ガラスを外すのが困難なものもありますので、その分費用が多く掛かります。
防犯上も心配ですから、今のうちに何か対策を打っておいて、輸入サッシのペアガラスが突然割れたりしないように注意したいものですが、万一割れてしまったら、私共のような輸入サッシの専門家に早めに相談をして下さい。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
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