ドア修復の為の養生作業

ドア修復の為の養生作業

岐阜県のお客様のおうちへ伺って、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の建具(障子)を外す作業を行ってきました。

輸入サッシは、木製アルミクラッドのペラウィンドウ(Pella)社製。

デザイナーズ・シリーズと呼ばれる高級3重ガラスのサッシなんですが、既に製造が終了したとのことで、ドアを新しいものに交換するのではなく、既存のドアを修復する形となりました。

随分前にこのドアの状態を見させて頂いた時は、雨漏れの状況も然程ではなかったので、屋外側のガラスの周囲だけ防水処理して様子を見ましょうということにしたのですが、やはり木製の下枠の内部で腐朽菌が繁殖していたのかどんどん状態が悪くなってきました。

仏心を出して、出来るだけ費用を掛けないように延命措置を取ろうと考えたのが、反ってよくありませんでした。

写真は、不具合のある可動側ドアを外して、雨仕舞の養生を行った様子です。当然、外側には釘やビスは1本も見えません。ですから、泥棒や空き巣がこれを分解して室内へ侵入することは不可能です

ドアは、建具屋さんからおおよそ1ヶ月程度で修理して戻ってきますから、その後防水塗装やガラスやアルミカバーの周囲の防水処理を施したら取付けに伺います。これだけきれいに養生を行える専門業者は、少ないかも知れませんね。

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