山形県のお客様からケースメントサッシのハンドルが欲しいというご相談を頂きました。
輸入サッシは、メーカーが不明なのか、どこかをお知らせ頂いていない状況です。
写真がそのハンドルですが、可倒式のオペレーターハンドルで、コンパクトに折り曲げておくことが可能なものです。
その分、他のハンドルよりも価格が高く、倍以上の単価となります。こんな小さなハンドルでも、北米から取り寄せるとなると、送料や通関費、関税・消費税といったものを含めると、円安の昨今結構な金額になってしまいます。
まあ、何れにしても、この部品は他の窓メーカーも使っている汎用部材ですから、調達するのは然程難しくありません。ただ気になるのは、どうしてこのハンドルが欲しいのかです。
本当にハンドルが破損しているのか、その先のオペレーターと呼ばれる開閉金物に問題はないのか、そもそものサッシ自体に歪みや支障はないのかといういくつかのチェックポイントをちゃんと確認しないと、正しい修理メンテナンスは出来ません。
今回は、こんなに費用が掛かるなら注文を諦めるというご連絡を頂きましたが、このまま不具合を放置すれば、もっと破損が広がってきますから、ちょっと心配な気がします。
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