こちらは、先日届いたアンダーセン(Andersen)製ダブルハングサッシ(上げ下げ窓)用のバランサー。
バランサーは、重い開閉建具をバネの力で吊って、人間の労力を減らしてくれるばかりか、開けた建具を途中で離してもその位置をキープするという機能も果たしてくれます。
通常の輸入上げ下げ窓は、窓の両サイドに金属製の長い棒状のバランサーが仕込んであって、そこに内蔵されたバネで窓を開け閉めする形です。
でも、アンダーセンのものは、アルマイトの弁当箱のような形をしていて、これが窓の上枠内に仕込まれています。機能としては全く同じなんですが、形状や部材の位置がそれぞれ異なっているのです。
ただ、このアンダーセンのバランサーは、交換する際にいろいろな部材を外したり、手順が面倒だったり、結構バネが強くて怪我のリスクがあったりと厄介な部分もあります。
やったことがないというお客様は、最初からご自身でやるのではなく、手慣れた専門家の作業を見て、勉強してからご自身でも作業をしてみるという方がいいかも知れません。
何れにしても、どのバランサーもおおよそ15年くらいで定期的に交換するようにして頂くと、いつでも快適に窓を開けて頂けます。
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