よくアメリカ・ビバリーヒルズの高級住宅なんてTVで耳にするけど、どんなんだか分からないなんて人も多いと思う。そこで、皆さんに桁外れの邸宅のプラン例をご覧に入れましょう。
1Fプラン図下側中央が、いわゆる玄関。その両側にでかいガレージが各2台分ずつ並んでいる。勿論、車寄せのスペースだけでも日本の家なら、1軒建ってしまうくらいの面積だ。
1Fプラン図左上には、巨大なオープン・キッチンが併設されたレジャー・ルームなるパーティ・スペースが存在する。その外側にも、アウトドア・キッチンや暖炉を備えた屋根付テラスがあって、大人数での立食パーティなんかにも対応できちゃうという代物だ。
とにかく、日本だったらこんなにたくさんのスペースを作るなんて考えられない、という部屋がいくつも存在する。
2Fは、ゲスト・ルームが2つとクラブ・ルームなる応接室。勿論、エレベーターもある。クラブ・ルームには、キッチン・バーがあるから一杯飲みながら、気の合う仲間と夜更けまで、なんてこともあるんだろうなぁ。
居酒屋や焼き鳥屋で、焼酎や熱燗を一杯やる私とは訳が違う。日本でもお金持ちはたくさんいるが、家となるとややおおらかさが少ない間取りで考えるような気がする。
他人に影響力のある人には、家づくりでも他人に夢を与えるようなことをやってもらいたい。そうすることで、日本人も生活の豊かさを考える時代が来ると思う。と言っても、これだけの敷地を確保するのは難しいか?
まあ、名古屋の小さな輸入住宅ビルダーがこんなことを言ってても、誰も聞いてくれる人はいないだろうけど、こんなことを言えるのは、日本で私くらいしかいないでしょうからね。
ここまでのことは出来なくても、日本でも何か趣味を家づくりの中で実現したり、非日常のくつろぎを室内で演出したり出来ると思う。そういう意識があれば、きっと豊かさは本物になっていくんじゃないかなぁ。
だから、家づくりには、「理想」や「テーマ」が必要だと思いませんか。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
私 村瀬雄三の家づくりに対する考え方を知りたい方は、「家づくりで目指すべきこと」をご覧下さい。
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