最近、ソーラーパネルやそれに伴う電気機器を購入しました。
会社にはパソコンやエアコン、照明器具といったくらいのものしかありませんから、大して電気は使いません。
でも、地震などの災害が発生したり、EVの普及などで電力不足が生じたりすることが将来あるかも知れないと、ある程度電力の自給自足が出来るようにと考えるようになりました。
勿論、昨今の電気代の高騰といったことでも意味があるかも知れません。ソーラーパネルは、200Wのものを2つ用意しました。通常のソーラーパネルはそのままでは直流電源となりますので、ポータブル電源に接続して蓄電して使うというのが一般的です。
勿論、ソーラーパネルからポータブル電源に蓄電しながら、家電製品をつなげるという方法もありますが、そうするとポータブル電源の電池の劣化が早くなります。
また、ソーラーパネルの電気を交流電源に変換して家電に電気を供給する方法もありますが、太陽光発電のパワコンと呼ばれる大きめの機器が必要となります。
そこまでお金を掛けてやるなら、屋根に太陽光パネルを載せて大容量の電気を発電するなんてことになる訳ですが、小さな事務所ではそこまでやる必要もありません。
そこで、ソーラーパネルにマイクロ・インバーターと呼ばれる小型の交流変換器に接続して、そこから建物のコンセントへ電気を逆流させるという方法で事務所の電気を賄うことにしました。
これなら、高電圧による危険も少ないですし、簡単に少しの電気を自給自足出来るようになります。
まあ、太陽任せの電気ですから、曇ったり雨が降ったり、夜になったりすれば電気の供給が抑制(又は停止)されますから、せいぜいお遊び程度のことですが、それでもいざという時には、最小限の自給自足は可能となるはずです。
因みに、万一や野外で使用出来るように、ソーラーパネルに接続出来る大容量のポータブル蓄電池も手に入れました。化石燃料ではなく、自然エネルギーで作った電気を自前で使うことが出来る世の中になってきたんですね。
因みに、今回揃えた機器のシステムは8万円ちょっとですから、挑戦する気持ちと若干の知識だけですぐに元が取れるかも知れませんね。
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