形は違えど、同じフレームには合います

形は違えど、同じフレームには合います

昨日、ブログ記事に書かせて頂いた群馬県のお客様からは、窓のガラス押えの他に輸入網戸の部品についても調達のご相談を頂いております。

こちらの部品が、インシュレート(Insulate)の樹脂サッシに付いていた網戸のコーナー材なんですが、経年劣化で割れたり欠けたりしてきます。

そうなると、網戸の角がブラブラしてしまうので、網戸としての役目を果たせなくなります。

インシュレートも現在国内市場から撤退していますから、こうした部材をメーカーから供給してもらうことは出来ません。また、北米の部品メーカーでも同じ形のものは販売していませんが、既存のフレームに差し込める代替のコーナー材を手に入れることは可能です。

形が違うと使えないと感じるかも知れませんが、輸入サッシの網戸のフレームは決まったサイズ、決まった形状のものしかありません。ですから、そのフレームの中に差し込めるピッタリのコーナー材であれば、形状が多少違っても問題なく使えるのです。

(勿論、この部分はこの寸法でなければいけないといったような規格が存在しますから、そういった規格に合っていることは必要です)

輸入の網戸のコーナー材の多くは、プラスチックで出来ていますから、やはり15~20年くらいでグラスファイバーの網と一緒に定期交換することが必要です。(網押さえのゴムは、20年近く長持ちします)

網戸を水洗いしたり、コーナー材にワックスやシリコン潤滑剤を塗ることで寿命をいくらか延ばすことは可能です。何でもそうですが、全く手入れしないで長持ちするものはありませんよ。

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