15日から3日間、千葉のお客様のおうちへお邪魔して窓の建具交換を行ってきました。
ミッションはいくつもあったのですが、そのうちの1つがこのボウウィンドウの建具(障子)の交換。
ハード(Hurd)製のケースメントがボウウィンドウに5枚付いているのですが、そのうちの1枚のペアガラスが突然大きな音を立てて割れてしまったとのこと。室内側のガラスだけが割れたので、バードストライクや飛び石の被害でもないようです。
相談先がなく困っていらしたそうですが、インターネットで私の記事を読んで、何とか修理してくれるのではないかということで問い合わせ頂きました。
今年の2月にご相談を頂いて半年くらいで取付けに伺える予定でしたが、この窓の他にも問題が発生した為、その修理部材が到着するまで修理時期を遅らせていました。
メーカーに正確な詳細寸法を提供していましたから、間違えることはないとは思いますが、実際に取付けてみるまでは安心出来ません。
と言いながら、ご覧の通りきれいに取付けすることが出来ました。(尚、外装のアルミの色も劣化して変色していましたが、その色に近いものを手配して色合わせをしています)
今回の建具は、木部にコアガードと呼ばれる技術が使われていて、水に長い間浸け込んでいても木が腐ることはありません。
勿論、その木の表面にもティンバーケアで防水塗装を施してありますし、屋外側のガラスの周囲にも防水処理をしてありますから、雨漏れ等による劣化や腐食も心配ありません。
取付ける際にダブルロックの1つがしっかり閉まらないという問題がありましたが、それもちゃんと調整を行ってスムースに行えるようになりました。
単純に取付け・交換をするだけでなく、スムースに窓が開閉するかや鍵が掛けられるかなどもチェックしてこそ、プロの修理と言えるはずです。
<関連記事>: 細かな所まで丁寧に (2023年9月29日)
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