先程、名古屋市にある輸入住宅にお邪魔して、キッチンの水栓金具をメンテナンスしてきました。
水栓はデルタ(Delta)製のワンレバー・水栓で、施工されてからまだ5年と新しいのですが、建てた住宅メーカーからは水栓金具が廃番で直せないと言われたそうです。
通常輸入水栓は、製品自体が生産中止になったとしても交換用の関連部品は10~20年以上供給を続けるものなので、担当者の知識不足は否めません。
当然、私たち ホームメイドは、水栓金具に適合する止水バルブ(カートリッジバルブ)を探してそれを付けてきたのですが、水栓は正常に作動するようになりました。
施工したのは名古屋周辺では名が売れた有名住宅メーカーなんですが、技術水準はあまり高くないと思いますね。
で、今回交換してきた古いカートリッジバルブが、こちらです。見た目は然程悪くなっているように見えませんが、部品の表面には黒い汚れの粒がたくさん付着しています。
きれいな水が通っている水道管が来ているはずですが、末端の水栓内はこれだけ異物が混入している訳ですから、やはりこまめに掃除やメンテナンスをしてやることが大切です。
水漏れの原因は、強く操作することでバルブが欠けるなどの損傷であることもありますが、異物がバルブに噛んで割れる場合もあります。
今回の原因はどちらか特定することは難しいですが、そういうことを気を付けて頂ければ、15~20年くらいは大丈夫です。これからも、どうぞ大切にお使い下さいませ。
<関連記事>: 多分、カートリッジバルブの問題です (2023年10月13日)
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