石川県のお客様から、輸入サッシに使われている網戸が古くなって、樹脂製のコーナー部品が破損してきたというご相談を頂きました。
写真がそのコーナー材ですが、恐らく比較的きれいな状態のものを網戸から外して撮影頂いたのだろうと思います。
古くなると樹脂そのものが劣化して、粉々になってきますから、形状も何も分からなくなるというケースが多く見受けられます。
写真のものはそういうこともなく、寸法・形状もはっきり分かりますから部材を取り寄せるのは比較的簡単です。但し、網戸のフレームの中に入って見えなくなる部分に関しては、現在同じ形状のものはアメリカで販売されておりません。
見えなくなる部分ですから特に同じである必要はありませんが、フレームの大きさに合致してしっかり固定出来るという機能は必要ですから、それを満たすものでないといけません。
でも、網戸のフレームというものは、種類がいろいろあっても一定の規格・寸法がちゃんとありますから、コーナー材を作るメーカーが違えども、適合するフレームは同じなんてことが普通にあります。
つまり、ある大きさのビス穴があるとします。その大きさが分かっていれば、その穴の直径や深さに適合するビスは、どこのビス・メーカーのものでもOKということと同じです。(勿論、材質や色のことも考えますが・・・)
今回も同様に網戸に合致するコーナー材を調達しますが、網戸の数が20枚もあり、それにコーナーが4つずつ存在しますから、合計で80個も手配が必要です。
取り敢えず、今回はコーナー部品だけですが、丈夫なグラスファイバー製の輸入スクリーンや網押さえのゴムなども必要と考えると、修理には結構な手間と時間、お金も必要ですね。
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