こちらは、輸入洗面の水栓金具の写真です。
レバーを回しても蛇口から水がポタポタ落ちるということで、カートリッジバルブの交換をご依頼頂きました。
輸入水栓は、アメリカのアメリカンスタンダード(American Standard)製のハンプトン(Hampton)というシリーズの水栓です。
20年くらい前に施工されたものでしたから、お客様も直せないと考えていたようですが、私たち ホームメイドのサイトをご覧頂き、修理が出来るのではないかということで問い合わせ頂きました。
この水栓金具自体は既に廃番になっているのですが、交換用の修理部品は今でも手に入れることが可能です。
日本の製品であれば、既に交換部品もなく全交換ということになるのですが、欧米の製品は直しながら長く使うという習慣が出来上がっていますから、部品の製造も長く行われるのが一般的です。
もしこの洗面水栓を新品で買おうとしたら、今なら10万円くらいはするでしょうから、元通りに直れば修理をするに越したことはありません。吐水口からの水漏れは、基本止水バルブであるカートリッジバルブを交換すれば簡単に直ります。
ただ、水栓ごとに適合するバルブが違いますから、お客様が自分で適合するものを海外から購入して取り付けるということは結構ハードルが高いかも知れません。
私たちが適合するものを見付けて輸入するのに1ヶ月くらいは掛かりましたし、専用工具を使って錆び付いた部品を外すのに結構時間が掛かりましたので、私たちのような専門家に依頼する方が確かかも知れませんね。
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