横浜のお客様から、メンテナンスで無垢のオークの床材に塗るWAXを調達したいというご相談を頂きました。
図面には、フローリングについて「ブルースフロア ハニーゴールド」という表記がされているそうです。
通常のブルース・フローリングと言えば、WAX仕上げのものが主流なのですが、たまにピカピカのウレタン塗装が表面に塗ってあるものがありますので、念の為床の写真を送ってもらいました。
頂いた写真を見ると、表面がツルツルしているような感じで、光沢のある床材に見受けられます。こういう場合、ブルースやロビンスでは一般的なWAX仕上げのものではなく、マイナーですがウレタン仕上げのフローリングであると考えられます。(ウレタン塗装は、ツヤのある透明な樹脂でコーティングしたようになります)
WAX仕上げの床材をメンテナンスするのに用いるデュラ・シール(Dura Seal)という専用WAXをホームメイドでは販売していますが、ウレタン仕上げの床材に用いる必要はありません。
ウレタン塗装のものには、一般で販売されている国産のメンテナンス用WAXで十分ですから、敢えてデュラ・シールを使う必要はありません。
勿論、WAX仕上げのフローリングに市販のワックスを使ってしまうとせっかくの木の呼吸作用を阻害したり、本物のオークの素材感が失われてしまいますから、気を付けなければなりません。
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