青森県のお客様からボウウィンドウに使われているケースメントサッシの修理をしたいというご相談を頂きました。
輸入窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッドサッシです。
ボウウィンドウとは、4~5枚の窓が弓なりに丸くなっているサッシのことですが、そこに付いている開き窓がうまく開閉しなくなったという不具合でした。
写真が破損した部材の様子ですが、クランクハンドルの根元に渦巻き状の金属棒(回転軸)が付いています。
これは通常開閉オペレーターの方に付いている部品ですが、それが折れてオペレーターから外れてしまい、ハンドルにその回転軸が固定された状態で写っています。
こういう時、多くのお客様はクランクハンドルが壊れて窓が開かなくなったとお考えになるのですが、そうではありません。回転軸を含めたオペレーターと呼ばれる開閉金物が破損して、回転軸だけが抜けてきているのです。
ただ、オペレーターは、窓の木枠の向こうに隠れるように装着されていますから、道具や経験のないお客様が交換作業を行うと、せっかくの木枠を破損させる可能性がありますので、出来れば専門知識のある業者さんに交換をご依頼頂きたいと思います。
そういう人なら、この不具合の原因がどこにあるかもチェックしてくれるはずですから、サッシそのものの調整も行ってくれると思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
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