昨年夏から11月に掛けて、長野県の蓼科高原にある別荘で窓や玄関ドアのメンテナンス工事を行いました。
サッシは、スウェーデン SP Snickerier製の木製輸入サッシなんですが、専用のガラスパテが古くなって固着していましたから、除去を含めた施工作業に思った以上の時間が掛かりました。
また、それが終わった後、屋外に面した木部の劣化を抑える為にパラペイントで防水塗装をして欲しいとのご要望も頂きましたので、そちらの追加工事もやる必要がありました。(将来ガラスの防水パテが悪くなってきた時の為の、予防の木部防水です)
そうこうしているうちに11月末になってしまい、最後のひと手間を残して冬じまい。11月末の最後の仕事でも、朝は雪が積もる時もありましたから、12月に再度伺うという訳にはいきませんでした。
で、雪も完全になくなった今月18日から数日間で最後の仕上げをしてきました。
やり残した仕事は、1階にある窓の塗装なんですが、木製窓は三角形に開く2重窓で、屋外側になる窓(建具)の外の防水塗装(白色)、屋外側になる窓(建具)の内側の防水塗装(クリア色)、そして窓枠の防水塗装(白色)でした。
取付けた状態での塗装でしたから、結構やりづらい仕事ではありましたが、数も限られていましたので、造作もなく終えられました。
最後に、2階にある大きな掃出しサッシの木部防水塗装(クリア)を行って無事に依頼事項を完遂することが出来ました。
お客様には半年もの長い間、別荘のメンテナンス工事をさせて頂き、感謝の一言です。(こんなに長く掛かってしまったので、予算的には持ち出しですが、はしょった適当な施工をすることは出来ません)
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