浜松のお客様の輸入住宅に伺って、建具の交換をしてきました。
窓は、ハード(Hurd)製のダブルハングサッシです。
ハードのサッシも今は新しい仕様のものになっていますから、建具のデザインも微妙に違ってきています。
今回建具を交換した窓は、上げ下げ窓の下窓のガラスが割れたという不具合で、ガラスのみの交換が出来ないハード製ですから、建具ごと交換しなければなりませんでした。
また、下窓だけを新しい仕様のものにすると、古い上窓との納まりが悪くなりますので、上・下の建具を同時交換する必要があります。また、窓枠の両サイドに付いている樹脂製のジャムライナーも、新しい規格のものにしないと新しい建具は装着出来ません。
ですから、外壁に取り付けられた窓枠のみを残して、ほぼガラッと入れ替えを行うという作業になります。
そういった面倒な作業を行うと共に、私たちは屋外側のガラス防水や室内側の木部防水塗装もティンバーケアで念入りに行いましたから、結構作業に時間が掛かります。
こうして全ての作業が完了した様子が、こちらの写真。写真左が今回建具交換をした窓で、右が従来からの上げ下げ窓。
ガラスのきれいさに違いはありますが、見た目は殆ど変わりませんね。1つの窓だけデザインが変わると変にならないかと心配する人もいるでしょうが、こんなに美しく元通りになれば安心ですよね。
因みに、私たちは建具を入手出来なくなったメーカーの上げ下げ窓に、交換用建具を違う窓メーカーに製作してもらって修理するということもやれますから、困っている人はご連絡願います。
<関連記事>: ガラスが割れたダブルハングサッシ (2023年4月5日)
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