今日、天白区のお客様の処に伺って、洗面水栓の止水バルブの交換を行ってきました。
水栓金具は、カナダ モエン(Moen)製。
先日取り寄せた交換部品を持って、早速交換作業に取り掛かったのですが、ハンドルレバーとその下の台座カバーを外した様子が、この写真。
ハンドル及びカバーの内部から、粉状の汚れがたくさん出てきました。黒い油が固形化したものか、樹脂が劣化して粉状になったような感じです。もしかしたら、水道の水に紛れ込んでいた不純物が、長年蓄積されて溜まってきたのかも知れません。
また、レバーハンドルを固定する為の樹脂製の青い台座部品も、経年劣化で割れて外れてしまっています。これだとレバーハンドルがぐらついてしまい、今は使えるもののいつ使えなくなるか心配な状況だと思います。
更に止水パッキン材であるカートリッジバルブを固定しているナット等も錆び付いていて、外すのに相当苦労した状況でした。最後に、いつもは簡単にスッと外れるカートリッジバルブも水栓本体に固着している状況で、全くビクともしない感じでした。
それでも、道具を駆使して何とか外すことが出来ましたが、普通の水道屋さんでは到底外せない状態かも知れません。取り敢えず、カートリッジバルブを交換して、周囲の汚れや錆もきれいに掃除をして元に戻し、正常にお湯と水が出ることを確認して終了しました。
レバーハンドルを固定する為の樹脂製の台座部品は、20年以上前の製品ですが、カートリッジバルブ同様未だに入手は可能でしたから、早速調達の手配を始めたいと思います。
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