豊田市のお客様の輸入住宅用にカナダから取り寄せたウィンドウヒンジ。
サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)製のケースメント樹脂サッシ。
ウィンドウヒンジの可動部が割れて正常に動かないばかりか、最悪可動する建具が脱落しそうになってきたということで、早急に手配が必要な状況です。
ただ、ヴァイスロイという会社は既に存在していませんし、そこのサッシに使われている部材の多くは非常に特殊なもので、互換性があるものを探さないと使えません。
現在付いているウィンドウヒンジの寸法を細かく確認して、それに近いものを3種類見付けて調達しました。写真が、そのウィンドウヒンジですが、ほぼ全体の形状は似た感じのものばかりですが、細かな部分でそれぞれが若干異なっているといった状況です。
恐らく取付方法や取付け位置を間違えなければ、どれも窓に装着出来るとは思いますが、出来るだけ使用感が以前と同じになるよう選びたいと考えています。
特に樹脂サッシですから、取付け時に樹脂の枠に穴を明けたりすると元には戻りませんから、慎重にチェックする必要があります。
ヴァイスロイのサッシをお使いのお客様は、全国に相当数いらっしゃると思いますので、これがうまく装着出来れば、多くの皆さんの不安を解消出来るかも知れません。
でも、こうやって使えるかどうか分からない部材をわざわざ調達して、いくつも比較検討するような修理業者って国内には殆ど存在しないと思います。こういった時間と手間が、私たちの経験やノウハウになるんですね。
<関連記事>: ヴァイスロイの窓ヒンジは、固いんです (2022年9月18日)
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