静岡のお客様からスライディング・パティオドアのハンドルが破損したというご相談を頂きました。
サッシは、アルメトコ(Almetco)製の樹脂製掃出し窓。
写真が破損したロックレバー付きのハンドルセットですが、ハンドルの根元などが随分と破損しています。
原因は経年劣化だと思われますが、鍵がうまく掛からなかったり、逆に掛かったままロックが外れなかったりして、ハンドルを強く引っ張ったことも災いしたのかも知れません。
この状態で長く出入りをされていたでしょうから、結構不便だったと思います。これと同じ形状のハンドルは既に製造されていないようですが、同じ納まりになる違うタイプのハンドルが手に入りますから、心配される必要はありません。
でも、お客様は今後手に入らなくなるかも知れないということを心配して、余分にハンドルセットを購入されたいということでした。
確かに私たちが部材の調達の仕事を止めてしまうようなことがあれば、どこに依頼をしたらいいのか分からなくなるでしょうから、今のうちに心配を払拭しておきたいという気持ちも理解出来ます。
ただ、今回の破損がロックの掛かりに関係するものだとしたら、ハンドルの交換だけでなく、ドアの建て起こしの調整やロックの位置調整を同時に行う必要があります。
そういったことまでやれて、初めてスムースな開閉が可能となりますから、メンテナンスをしっかりして頂きたいと思います。
<関連記事>: 形は変わりますが、お使い頂けます (2022年11月7日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。