大津のお客様からロジェール社製キッチンレンジ TS-40の修理をお願いしたいというご相談を頂きました。
火災防止装置の設置が義務化されて、それに対応しない輸入のレンジが根こそぎ販売中止に追い込まれてから、既に10年近く経って久しいコンロですが、未だにロジェールのファンは多く、使い続けている人は非常に多くいらっしゃいます。
今回のお客様もそういう人の一人なんですが、ノブを回しても点火しない状態で、チャッカマンを使って火を付けているそうです。
また、最近ガスの調子も悪いらしく、火が付いても途中で消えてしまうことがあるそうで、そういったことをどうにかしたいというご相談でした。
予め私の方からは、修理用の交換部品は国内では手に入らないことや、見てみないと修理の可否も判断出来ない旨お伝えしました。勿論、愛知県から滋賀県まで出張しなければなりませんから、交通費や1日潰れてしまうことでの日当も必要となります。
状況からすれば、国産の新しいものに交換した方が余分な手間や費用も掛からずいいように思いますが、思い入れの強いロジェールが本当に修理出来ないのかどうかの最後の判断が欲しいということでした。
点火プラグやトランスといった箇所の故障であれば、私たちも手の施しようがありませんが、一度カバーを開けて調査と清掃を実施しようと思います。
ダメ元になるかも知れないということを覚悟頂いた上で、お邪魔するのはちょっと気持ちが引っ掛かりますが、誰も相談に乗ってくれないので困っているというお客様の気持ちを汲んで、トライしに行ってきます。
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