現在、外装の塗り直し等の施工をしている日進市の輸入住宅。
先日、ベルックスの標準メンテナンスである「10年目安心点検」を実施して、気密パッキン(シール)材の交換や防水コーキングの打ち直し、グリスの補充、清掃といった作業を行いました。
これは、10年毎に実施して天窓の雨漏れやペアガラスの結露などを防止することを目的としていて、点検後には更に10年の保証延長をメーカーがしてくれます。
但し、10年以上経っているというおうちでも、保証の規定は適用されませんが、保証に準ずるだけのメンテナンスを行うことは可能です。
今回のこのおうちは、カナダ製のアスファルトシングル屋根が40年、木質系サイディングの塗装が25年、という耐久性が謳われていた為、新築から22年が経って初めての外装メンテナンスということで、トップライトも初めての安心点検となりました。
(因みに、屋根そのものはまだまだメンテナンス時期に来ていない為、屋根に付属する部分のみ塗装等のメンテナンスを行いました)
恐らく普通であれば、天窓も上記のメーカー点検で作業は完了するのでしょうが、私たち ホームメイドは更に天窓周囲の鈑金の塗り直しを実施します。
塗装前の鈑金部分(天窓の下端)は、つや消しのような状態になっていますが、塗装を終えた部分は黒々としたツヤになっています。
こうすることで、防水処理されたガラスの周囲や取付けビスの部分も、塗装で更に防水・結露・劣化防止対策が出来ますから、寿命は随分変わってきます。
屋根の上はお客様が確認しづらい場所ですが、言われる以上の仕事を言われなくてもやるという姿勢が大切だと思います。だから、信頼優先でなく値段だけで注文するというのは、リスクが大きいかも知れません。
<関連記事>: 天窓の防水安全点検・補修 (2018年7月14日)
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