先の記事で、個々の不具合部品をご覧に入れましたが、今回はそれらの部品を実際に交換した後の様子をお見せします。
サッシは、ハード(Hurd)製のオーニングサッシですが、通常サッシの下端にあるクランクハンドルの代わりに、Sentry 2000のモーターユニットが取付けしてあります。
また、そのモーターに接続する形で、ダブルアームが付いたオペレーターが建具を押して開いているのが分かりますね。
スイッチからの配線や他のサッシの開閉と連動させる為の配線など、多数の電気配線も見えますが、今回触った場所はモーター配線のみです。
至ってシンプルな構造で出来ていますから、壊れることは比較的少ないのですが、何か1つ変な状態になると次々と連鎖してしまうのが、不具合というものです。
一般の住宅でこういったシステムを採用しているおうちは少ないと思いますが、もし破損しても私たちなら修理が出来ると思います。
ただ、こうした部材がいつ手に入らなくなるかは分かりませんから、調子がおかしいと感じたら、早めに直しておくことが重要かも知れません。
因みに、こういったシステムは、ハードだけでなくマーヴィン(Marvin)のサッシ等でも使われていました。
<関連記事>: 電動開閉サッシの修理 (2022年7月31日)
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