大阪のお客様からミルガード(Milgard)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロックを直したいというご相談を頂きました。
写真のように、ハンドルに付属しているはずのロックレバーがなくなっていますから、鍵は掛けられない状況のようです。
この場合単純に考えると、ロックレバーだけを調達して、ハンドル内に装着してやれば直るような気もしますが、ドアに内蔵されたロック金物が正常に動くかどうかは、この状態では分かりません。
ですから、ハンドルやロック金物等をドアから外すなどして、一連の部品が全て正常に動くかどうかを確認する必要があります。その上で、不具合のある部品を私たちに連絡してくれれば、正しい部材をアメリカから調達してお渡しすることが可能となります。
ただ、こちらのお客様は、あまりおうちのメンテナンスをご自身でされたことがないのか、事前チェックには消極的な気がします。
勿論、私たちがリスクのありそうなパーツを全て調達して、お客様にお渡しすることも可能ですが、それらを装着するにもハンドル等を分解して取り外す必要があります。
そういう意味では、部材の取外しを事前にやるか、部品が来てからやるかの違いだけでやることは同じですから、調達前に分解作業を行って頂けるのが一番です。
ただ、やったことがないと、何をどう触っていいのか分からないという状態で無理矢理外して壊してしまうなんてこともありますから、それはそれで困ります。
出来れば、私たちに修理調査から取付け・調整までご依頼頂くのが一番いいのですが、それはお客様側のご都合に拠りますのでご判断をお任せする以外にありませんね。
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