通路等の舗装材

通路等の舗装材

岐阜のお客様の処で使うインターロッキングと呼ばれるブロック材のサンプルを取り寄せました。

材料は、ユニソンというエクステリア・メーカーのものになります。

コンクリートの細かなチップを固めて出来ていて、その表面には更に細かな粒になった着色されたコンクリートが圧着されています。

こうすることで、粒同士に隙間が出来て、雨が舗装された路面に浮くこともなく、地面へと吸い込まれていくという仕組み(透水性)です。

最近の舗装材は、雨を表面に溜めてそれを側溝から雨水管へと流すというのではなく、自然に土の中に浸透させて地下水として放出しようという考え方が増えてきている気がします。

また、粉砕したコンクリートは、建物等を解体・処分されたものを再利用しているでしょうから、エコな素材かも知れません。

厚みは、10cm程度もあり丈夫だと思いますが、結構な重さもあります。ただ、これを単に土の上に並べただけでは、車や人間の重みですぐに凸凹してしまいますから、ちゃんと下地にコンクリートの底板を作ることを忘れてはいけません。

コンクリートは元々透水性がありますから、水を吸うと劣化して割れる恐れもなくはないですから、高温で焼いた本物のレンガを使った方が、更に耐久性は上がると思いますが、なかなかそこまでは難しいというなら、こうした素材もうまく組み合わせて家づくりをされてもいいかも知れません。

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