これも修理出来ました

これも修理出来ました

こちらは、玄関の下駄箱として設置された輸入のミラーバイフォールド・ドアです。

折れ戸の面材として一面鏡が張ってあると、お出掛けする際にちょっと身だしなみをチェックしたいという時は便利ですよね。

ただ、ミラーバイフォールド・ドアは、木製の折れ戸とは違い、スチールで出来たフレームに裏板を張って鏡をくっつけたという構造の為、然程の強度はありません。

また、フレームの四隅はプラスチックで出来たコーナー材が使われており、経年劣化で割れてしまうことがあります。このバイフォールド・ドアもそのコーナー材が割れていて、応急処置は出来ましたが、完璧には直せない状態でした。

また、その割れの影響でドアが重さで傾いており、開閉時にレールを走るローラーピボットと呼ばれる部品も破損していました。

ミラーバイフォールド・ドアなどという特殊な製品ですから、コーナー材だけを調達するなんてことは出来ないだろうと思っていましたが、部品メーカーをいくつか当たって交換部材を運よく見付けることが出来ました。(尚、ローラーピボットは、以前調達したことがあるものと同じでした)

写真は、樹脂製のコーナー部材とローラーピボットを交換して、ドア位置や建て起こし(水平・垂直)を調整した様子です。調子が悪くドアの開閉が全く出来なかったミラーバイフォールド・ドアが、見事にきれいに開閉するようになりました。

私が修理をする前に、リフォーム業者さんがいろいろ作業をしたようで、誤ったビスで無理な取付けが行われていましたが、何とか元に戻すことが出来てよかったです。

恐らくミラーバイフォールド・ドアを修理・調整出来る業者さんは、国内では殆どいないかも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。