常滑市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの補修作業を行いました。
ドアのメーカーは不明なんですが、面材がファイバーグラスで出来た木目調のダブルドアが付けられています。
ドアにはステンドグラスが挿入されているのですが、屋外側の額縁材が劣化してたくさんの割れが入っています。
このままにしておくと、ガラスの中に雨が入って曇ってしまう恐れもありますので、放置するのは危険です。ステンドグラスを押えるガラス押え(額縁材)は、プラスチックで出来ていますから、太陽の紫外線や熱にはあまり強くありません。
そういう素材ですから、私たちは保護材として定期的に塗装をするようにお勧めしていますが、この額縁材だけ塗装をしないという他の業者さんも多いのです。
こちらのお宅がどうだったかは分かりませんが、相当劣化が進んで割れが開いてきている状態ですから、新築してからしばらくはあまり気にしていなかったのかも知れません。
ただ、樹脂製の額縁材は、北米ではあまり売っている部材メーカーがなく、未だ交換用のパーツを探せない状況にあるのです。取り敢えず、プラスチック専用の補修パテを使って、割れた箇所を埋めてみました。
意外としっかり馴染んでくれているようですから、この上から塗装をすれば、何とか納まってくれるような気がします。それでも、時間が経てば、また隙間が開いてくるかも知れませんから、一時しのぎといった感じになるかも知れません。
何とか交換用の新しいガラス押えを見つけ出して、ちゃんとした補修が出来るようにしないといけませんね。
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