東京のお客様から輸入のオーニングサッシの開閉がおかしいので、修理したいというご相談を頂きました。
サッシ・メーカーは不明ですが、アルミクラッドの木製サッシですから輸入サッシであることは間違いありません。
こちらのサッシには、スイッチで窓が開閉する電動の開閉システムが取付けられています。
このシステムは、「Sentry 2000」という製品のようで、既存のものは既に廃番になっているようです。ただ、代替になりそうな新しいバージョンの製品はあるようですから、互換性があるようなら、交換することが可能かも知れません。
ただ、スイッチを押しても作動しないとか、動くは動くが開閉の動作を繰り返すといった症状もあるということで、電子基板やモーターの問題だけでなく、サッシそのものの調整不足といった問題があることも考えられます。
つまり、開閉する建具自体の水平・垂直が取れておらず、歪んだ状態で開閉している為に金物が引っ掛かった状態になっていたり、金物も歪んでしまっていたりしている恐れもあります。
サッシが付いている場所が、吹き抜けのような結構高い場所にあるらしいので、普段掃除をすることもなく、ホコリやゴミが開閉に影響している可能性もないとは言えません。
何れにしても、もう少し原因を調査して、正常な状態に戻せるように頑張ってやってみる必要があります。(本当でしたら、一度現場調査を実施して、原因箇所がいくつあるか特定したいのですが、遠く離れた東京なのである程度経験則で考えるしかありませんね)
<関連記事>: 電動開閉サッシの修理 (2022年7月31日)
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