今日は、湘南海岸が望める神奈川県藤沢市にある輸入住宅へ、サッシの調査にやってきました。
当初伺っていたサッシ・メーカーは、ウィルマー(Willmar)でしたが、実際のサッシを確認した処、ジェルドウェン(JELD-WEN)というメーカーの窓でした。
おうちの数ヶ所のサッシについて、ペアガラスに内部結露が発生しているという状況で、その曇ったガラスを新しいものに交換するというのが今回のミッションです。
ただ、輸入サッシのガラスは、サイズがインチで作られていることと、ガラスがどのように装着されているのか、日本のサッシ屋さんでは全く分からないということで、私たち ホームメイドの出番がやってきました。
写真は、ペアガラスを建具に固定する為のガラス押えという部材を取り外して、ガラス全体を露出した状態にした処です。
この状態にすることで、厚みを含めたガラスの実寸を計測することが可能となる訳ですが、薄い塩ビで出来たガラス押えを破損させないように慎重に取り扱うことが結構難しいのです。
今回は、無事に取外しと調査後の取付けを終えることが出来ましたが、新築から17年も経っていて、紫外線による劣化が進んだガラス押えを扱うとなると破損のリスクを覚悟しなければ作業は出来ません。
ガラス押えの内側にも砂や汚れが入り込み、そういったものも掃除をしながら調査をしていくことも、大切な仕事です。
今後は、現地調査の結果を踏まえ、輸入ガラスのメーカーに調達金額と納期を確認した上で、お客様に修理の見積をご案内する予定です。実際の交換まではまだまだ時間が掛かりますが、新築時以上にきれいにしてみせますから、乞うご期待。
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