大阪府のお客様からジョーデン(Joden)というメーカーの洗面水栓から水漏れするという相談を頂きました。
他の水栓メーカーのもののように、蛇口の吐水口から水がポタポタ落ちるという不具合もあるのですが、鶴首パイプの根元辺りからも水が出てくるというトラブルもあるようです。
最近の水栓金具は、国産でも輸入でも止水パッキンとしてカートリッジバルブを採用する製品が多くなっていますから、ギュッと固く回してしまうと、バルブが破損して吐水口から水漏れする状況が増えています。
ですから、今回も恐らくそういった原因で水漏れするようになったのではないかと思いますが、鶴首の根元からの漏水は何かの拍子に鶴首を変な方向に動かしてしまったり、長年の使用でパッキン材が劣化したりした為ではないかと思います。
長い鶴首を持った水栓金具は、やはりジョイント部分の強度が弱点となりますから、出来るだけ動かさないことが一番かも知れません。ただ、こうした不具合が発生しても、鶴首の歪みがひどくなければリング・パッキンを交換してやれば、元通りに直るものです。
水栓金具は意外と繊細に出来ていますが、定期的にメンテナンスすることと、丁寧に扱うことをすれば20年は問題なく使い続けられると思います。気に入っている水栓を交換するのが惜しいのであれば、日頃の手入れもちゃんとやるようにして下さいね。
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