取付け出来ない場合もあります

取付け出来ない場合もあります

刈谷市のお客様から、玄関の輸入シングルドアに防犯用のガードプレートが欲しいという相談を頂きました。

ガードプレートとは、鍵を掛ける為のデッドロックバーを隠して、屋外にいる人からデッドロックバーを見えなくする金属プレートです。

そうすることで、空き巣がデッドロックバーを金ノコで切断して侵入するという被害から、家を守ることが可能となります。

但し、ガードプレートを装着出来る輸入住宅と出来ないおうちが存在します。それは、ガードプレートを差し込めるだけの隙間がドアとドア枠との間に明いているかで判断出来ます。

私たちが調達しているガードプレートの厚みは、3.4mm。それを隙間に差し込まなければなりませんから、最低でも4mm程度は明いていないとガードプレートがドア枠に当たってしまいます。

また、ガードプレートの爪をある程度ドア枠の上に被せる必要がありますが、それだけの余裕が存在するかも大切です。

ドア枠の上には通常ブリックモールディングと呼ばれる飾り枠が付けられているのですが、ドア枠から外側に多少ずらしてブリックモールディングが装着されていればいいのですが、慣れない大工さんだとドア枠とブリックモールディングとがほぼ同じ面になるように付ける人がいます。

(そういう状態では、ドア枠がブリックモールディングに隠れて外からは見えない状態になります)

そうなると、ドアに装着したガードプレートが、大きく飛び出したブリックモールディングに当たってしまい、ドアが閉められなくなります。

勿論、そうした状況を解消する為に、ドアやブリックモールディングを削って、ガードプレートを装着出来るようにすることも可能ですが、見ため的に美しくありません。

(ファイバーグラス製のドアなどに装着されるプラスチック製のブリックモールディングは、中が空洞な為削れない場合もあります)

防犯対策として玄関ドアにガードプレートを付けたいとお考えの方は、写真を参考に取付け出来るスペースがあるかどうか、確認してみて下さいね。(ダブルドアや親子ドアの場合は、特殊な施工がされていなければ、比較的簡単に装着出来ると思います)

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