昨日長野県のお客様の別荘にお邪魔して、SP Snickerier社のスウェーデン製輸入サッシのメンテナンス調査をしてきました。
30年近く前にノルディスカヒュースによって建てられた建物ですが、然程傷んでもおらず、いい状態が保たれていました。
三角に開く窓が印象的で可愛らしい雰囲気を醸し出しますが、やはりサッシの建具枠とガラスとの境目に施工されている防水パテの劣化が今回のメンテナンスの最も大きな課題です。
まあ、それでも時間と手間を掛ければ何とかやり直すことが可能ですから、問題はないと思います。
ただ、別荘地ですから外部足場を立てるとなると結構大変ですし地の利もないですから、地元の業者さんにご協力を頂きながら作業を進めるしか方法はありません。それでも、この冬を越した来春に修理を行う予定ですから、いろいろ検討する時間は山ほど残されています。
そんなおうちですが、サッシの調査の際にこれは予備部品を取っておいた方がいいだろうという部分を見付けました。それは、三角に開いた窓を畳む際に、2つの建具が開かないように固定する為のカンヌキ部品です。
丁度、ヒンジ(蝶番)の心棒のようなプラスチックの部品なんですが、プラスチックであるが故にそのうち割れたり千切れたりしてくることが予想されます。
この機会にこうした消耗部品も一緒にスウェーデンから取り寄せて、今後何十年か心配なくお使い頂けるようにしておくのも、私たち ホームメイドの役割です。
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