ご親戚が当社の近くにお住まいというお客様から、「会社まで引き取りに行くので、部品を取り寄せてくれないか」というご相談を頂きました。
ドアラッチなどいくつか交換用部品を調達して欲しいというご希望ですが、その一つがこちらのロックレバー。
20年以上前に施工された輸入住宅でよく使われたミルガード(Milgard)のアルミ製ケースメントやオーニングに使われていたものです。
ハンドル部分は鋳物で出来ているのですが、ロックする際にフレームに傷が付かないように樹脂製のフラップがフレームとレバーの間に入ってガードするという仕組みの部材です。
よく出来た構造の部品ですが、フラップ部分が開閉の度に折れ曲がるものですから、10年以上経ってくると曲がる根元の部分で千切れてしまうというトラブルが発生します。なくてもロックは出来るのですが、その部分がないとサッシがガタガタして気密性や防音性・防雨性が著しく落ちてしまいます。
ただ、このロックレバーは、ミルガードの古いアルミサッシにしか使われておらず、現在アルミサッシ自体手に入らない製品になっています。(ミルガードの現在の主力は、樹脂製サッシになっています)
ただ、このロックレバーは、カナダの部材メーカーからのみ今でも手に入れることが可能です。種類いくつかありますので、ちゃんと詳細寸法や開き勝手等を確認した上で私たちは手配をするようにしています。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。