掃出しサッシの調査を行いました

掃出しサッシの調査を行いました

先日、延期になった兵庫県の輸入住宅でのガラスの採寸調査を実施しました。

地元のサッシ屋さんでは輸入サッシの取り扱いが分からないとのことで、ガラスの交換不可だったらしく、私たち ホームメイドが名古屋から出張調査をしに伺いました。

写真は、ガラスが割れた可動側のドアを一旦窓枠から外した処です。

割れたのは強化ペアガラスの外側に面した方だけですから、室内側のガラスは問題ありません。ですから、防犯上や雨漏れといった問題は特にないのですが、お客様としてみれば気持ちの上でよくないという感じのようです。

そこで、台風14号が過ぎてすぐにガラスのチェックをして差し上げるべく、お伺いした次第です。

割れた原因は、お隣の草を草刈り機で刈っていた際に、石が跳ねてガラスに当たってしまったということのようです。丸いバットやボールのようなものが当たっても強化ガラスはビクともしませんが、先が尖った石やクギのようなものだと粉々に割れてしまいます。

割れる際は大きな音がしますから、頭のいい空き巣などは輸入の掃出しサッシのガラスを割って侵入するなんてことは絶対しません。ただ、人目を気にしない粗い手口の泥棒などは、そんなことを考えずに割ろうとしてしまいますから、素人に近い人間は禁物です。

今回、ペアガラスの採寸を行うに当たって、重いドアを外しただけでなく、ガラスの周囲のガラス押え(押し縁)も全て外しました。

押し縁を外さないとガラスの全貌が分かりませんから、どうしても外さないといけないのですが、樹脂で出来ている為破損するリスクもあります。

古いサッシですから、そういった点を含めて慎重に作業を進める必要がありますが、大工やサッシ屋さんだと壊してしまうかも知れませんね。

あと、ガラスの採寸だけでなく、網戸の戸車も劣化して動かなくなっていましたから、それらの交換も一緒にお勧めしました。そうすれば、きっと気持ちよく掃出しサッシが使えるようになりますからね。

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