昨日、岐阜のお客様の処に伺って、玄関ドアの交換について調査してきました。
こちらの木製玄関ドアは、シンプソン(Simpson)製ダブルドア。
シュラーゲ(Schlage)のダミーハンドルセットも装着された豪華な仕様になっていますが、デッドロックも破壊されたらしく、クイックセット(Kwikset)のものが応急的に付けられていました。
デッドロックを破壊する前後に、木製ドアの隙間にもバールのようなものを差し込んで、こじったような跡があります。写真では、こちらも応急的に復旧された感じですが、木の表面に傷が残る痛々しい姿ですね。
お客様からは、昔のような美しい状態に戻したいというご希望を頂きましたので、ドアの交換だけでなく、ドアヒンジやウェザーストリップといったものも交換する予定ですが、ロックラッチを隠す為のガードプレートを新たに装着したり、シリンダー錠をディンプルキーのものにしたり、ダブルロック仕様にしたりするつもりです。
ただ、そうやって玄関ドアの防犯を強固なものにしてしまうと、泥棒が別の場所から侵入を試みるのではないかという点が気になります。勿論、だからと言って防犯対策をしなければ、また玄関ドアが狙われますから、ちゃんとやっておくに越したことはありません。
今後は、年末に向けて泥棒や空き巣が増えるシーズンですし、コロナで景気が悪くなったせいで、犯罪も多くなるように思います。近日、輸入サッシの防犯対策についてもブログを書かせて頂きますね。
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