先日、マーヴィン(Marvin)の古いダブルハングサッシの部品供給が一切なくなってしまうという記事を書かせて頂きましたが、その期限である8月末も間近になってきました。
ダブルハングだけでなく、様々な種類のサッシ部品の供給が中止される昨今にあって、お使いのお客様からの相談も多くなってきました。
今回愛媛県松山市からご相談頂いたのは、マーヴィンのケースメント。よくあるトラブルですが、開閉金物のオペレーターの回転軸が折れてクランクハンドルと一緒に抜けてきてしまったというものでした。
そういう箇所がいくつもあるようで、合計4ヶ所分のオペレーターとハンドル・カバーを調達したいそうです。(カバーにも割れがあります)
ケースメントについては、古い仕様のものは既に生産中止となっている為、新しい仕様のものを古いサッシに合うサイズで特注することが出来ますし、使用されている部品も然程廃番にはなっていませんから、まだ大丈夫。
今回ご相談頂いたパーツ類も、特に問題なく手に入れることが可能ですから、お客様には安心して頂きたいと思います。
ただ、オペレーターを交換しても、破損の原因となったサッシの歪みや動きが固いといった問題は、調整をしなければ解消されません。将来また同じように破損するといったリスクを考えれば、交換時に窓の調整を行うことを忘れないで下さいね。
あと、現在手に入るものでも、いつ供給停止になるか分かりませんから、輸入サッシのメンテナンスは早め早めを心掛けるようにしたいものです。
<関連記事>: マーヴィンの古いダブルハングが修理不可に? (2021年7月30日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。