先日、知多市の輸入住宅に隣接するガレージの雨漏れ修理をしているというブログ記事を書かせて頂きました。
その記事では、腐った木の構造材を新しくして、補強や雨漏れ防止の工夫も加えたということを書かせて頂きました。
今回は、瓦棒の屋根材の交換を完了しましたので、その様子をご案内します。
写真が新しい仕様の瓦棒ですが、屋根材のつなぎ目にリブを付けるのですが、以前はリブの下地として木の垂木材を入れていました。
垂木は湿気や雨が入ってしまうと腐ってしまう恐れがありましたが、新しい瓦棒では垂木は使わず、鈑金材だけで鈑金のつなぎ目を補強・防水します。(以前は、屋根材を長手方向でも途中でつないでいましたが、今回は1枚ものにして万一でも雨が入らないようにしています)
断面が三角形になっている部分がつなぎ目ですが、人が乗ったくらいでは潰れないくらいの強度があります。
ただ、ここにアルミの大きなベランダデッキを載せるとなると、どうしたって潰れてしまうでしょうから、デッキの足はここに載せないように位置を考えて復旧します。
結構時間を掛けてガレージの修理をしましたから、随分状況は改善されたと思いますが、元々の構造を変えた訳ではありませんから、リスクが全くなくなったということはありません。
特に瓦棒の屋根は、水勾配程度しか角度がありませんから、吹き上がってくるような強風や雨は注意を怠らないようにして欲しいと思います。(勿論、そういうことへの対策はしていますが、自然には敵いません)
<関連記事>: いよいよ屋根の葺き替えです (2021年7月25日)
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