近くにお住まいのお客様から、25年程前に取り付けたガス給湯器についてお湯の配管から錆が混じったお湯が出てくるという相談を頂きました。
給湯器の寿命はおおよそ10年というのが平均的ですから、25年持ったというのは驚異的かも知れません。
何れにしても、破損しないうちに交換しないといけませんが、今お使いのものはリンナイ製でしたので、同じメーカーのものを調達しようと問い合わせをしました。
そうしたら、リンナイは現在内部配線の調達が十分でなく、8月のお盆までに製品を手配できるかどうか分からないとのことでした。納期が分からない状況ですから、もしかしたら9月になっても入荷しないという恐れもあります。
仕方ありませんから、納期が早いノーリツから給湯器を調達するように手配をしたのですが、そういうこともあるんですね。電気配線となると銅線不足の問題なのかとも思いましたが、そんな話はあまり世間では聞いたことがありません。
恐らく自動車と同じで、機器を制御する為のマイクロコンピューターを構成する半導体チップが世界的に不足しているのではないかと感じます。
最近の給湯器は、エコジョーズと呼ばれる省エネタイプのものが主流となっていますから、よく分からないハイテクな技術も使われているんでしょうね。
皆さんもお湯が出ない生活は考えられないでしょうから、こうした情報を頭に入れて早めに給湯器・温水器の交換・メンテナンスをするように心掛けて下さいませ。
但し、安売り業者に依頼するか、値段が少々違っても後々の面倒をみてくれる知り合いの地元業者にお願いするのかは、ご自身で判断するようにして下さい。
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