マーヴィンの古いダブルハングが修理不可に?

マーヴィンの古いダブルハングが修理不可に?

今日、マーヴィン(Marvin)の代理店担当者から、8月終わりくらいまでで古いタイプのダブルハング・サッシについて交換用部材の供給を終了する旨案内がありました。

品番の頭に「CDH」という文字が付いた呼称のサッシで、建具を外す際に両サイドのジャムライナーと呼ばれる樹脂枠を押して外すタイプのものです。(ジャムライナー等は、写真のデザインのものです)

この製品は、1998年頃まで製造されていたタイプのもので、恐らく日本のマーヴィンでも一番出回っているサッシではないかと思います。

ペアガラスが割れて建具の交換が必要な方や、雨漏れで木部が腐ったというサッシ、ロック金物の調子が悪いという人、網戸や気密パッキン材が劣化して交換したいというお客様については、この1ヶ月の間に手配を終えるようにして下さい。

現状、同社製ダブルハング以外のサッシ部材については、廃番等のアナウンスはありませんが、日本であまり売れなくなった状況ではマーヴィン以外の窓メーカーでも将来交換パーツの廃番等の決定があるかも知れませんので、手に入るうちに手配をしておくことをお勧めします。

今後、何らかの救済措置が行われることを願っておりますが、現状では古いダブルハングの部材を全て廃番にして製造・供給を止めてしまうということですので、ご留意下さい。

尚、既に発注済みのメンテナンス部材については、引き続き手配を進めておりますので、ご安心下さい。

また、私たちがダブルハングに使われている汎用部品を部材メーカーから調達することは今後共可能ですし、私たちがサッシの修理・メンテナンスを行わなくなる訳ではありませんから、その点も心配要りません。

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