四日市市で外装の塗り替えや防水施工を予定している北欧系輸入住宅。
ベランダの木製手摺が腐ったので、木を腐らないように処理したエコアコールウッドで作り直して、いざ塗り直しという時に屋根からの雨漏れがありました。
当初はベランダ床の排水管からの雨漏れを疑ったのですが、どうやらそこではないらしい。
次に疑ったのは、作り変えたベランダの手摺。でも、鈑金などの防水施工に係る部分は、ほぼそのまま使っていますし、取り換えの過程で不具合が起こるような箇所もありませんでした。
室内で雨漏れをした場所から考えると、ベランダ手摺のすぐ横に屋根というのが一番怪しい感じです。屋根材は、センチュリオンデラックスというコンクリート製のモニエル瓦。
割れなどの不具合もないので、屋根材の下地の鈑金やアスファルトルーフィングを使った防水材の問題が推測されます。もしそうなら、恐らく以前から雨漏れの原因があって、その量が少なくて表には出てこなかったような感じです。
現在、この屋根材は廃番で販売されていませんが、何とか手に入れることが出来るルートを確保しましたので、万一屋根材を剥がす時に割れてしまっても大丈夫。
それにしても、足場や職人がいるこのタイミングで雨漏れが発見されるというのは、不幸中の幸いなのかも知れません。来週は、実際に屋根を剥がして原因調査をしますから、またその結果をご報告させて頂きますね。
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