ラッチフックは、手では引っ込みません

ラッチフックは、手では引っ込みません

輸入の掃出しサッシのロックは防犯に対して非常に強固だというお話を何度かさせて頂いていますが、その中でもミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアに装着されているものは、最も強力なものの一つかも知れません。

写真は、そのロックケース。モーティシーロックと呼ばれるタイプのもので、ロックレバーで操作する以外は鍵爪(ラッチフック)は動きません。

また、ご覧のようにラッチフックが2つ付いていますから、両方同時に鍵を解除しないとドアを開けられないという仕組みです。

ドアを閉め切った状態では、これらのラッチフックはサッシ枠の中に隠れてしまい、その様子を見ることも出来ません。ということは、空き巣や泥棒もどこをどう壊せば鍵が開くのか分からないということでもあります。

また、サッシ枠を壊すなどしてラッチフックを運よく露出させたとしても、これを手で金物の中に引っ込めることは出来ないようになっています。

鍵の開け閉めには、常にロックレバーでの操作が必要となりますので、ロックレバーが破損したり、ロックレバーとラッチフックとの連動が出来なくなったりすると、お客様自身もサッシを使えなくなる可能性があります。

ロック金物は、ある意味消耗品。15年くらい経って調子が変だと感じてきたら、そろそろ交換した方がいいかもと考えて頂きたいと思います。

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