ペラのロックは交換が面倒

ペラのロックは交換が面倒

今朝、吉良にある輸入住宅に伺って、ペラ(Pella)の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロック交換をしてきました。

メーカーから交換手順についての資料も提示されず、ほぼ独力で交換することとなったのですが、ペラのロックケースやロックラッチは木製ドアの中に入り込んでいます。

ドアの表面には取外し用のビスや固定金具のようなものもなく、単純に木枠をバラせばいいのかと思いきや、簡単には木枠を外すことが出来ない構造のようです。

確かに、簡単に取り外しが出来ないのであれば、空き巣や泥棒でもドアを破壊するのが難しいと思いますが、修理メンテナンスするのも同じように難しくなります。

まあ、防犯性が高いというのはいいことでもありますので、お客様にとってはメリットかも知れませんが、ご自身で部品交換することはほぼ不可能かも知れませんから、その点はデメリットです。

今回も何度も試行錯誤を繰り返しましたが、どうにかロックケースを取り出すことが出来、無事に交換を完了しました。

原因は、ロックケースに内蔵されたバネが切れたことで、ラッチが飛び出さなくなったことでした。ロックケースは金属部品ですから、金属疲労で破損します。

15年くらい経ったら定期的に部品交換をしておくのが、一番心配しなくていい方法かも知れませんね。

<関連記事>: 年代や製品で違いがあるのかも・・・ (2021年1月31日)

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