今日、会社の近くのお客様のお宅で、ペラウィンドウ(Pella)の輸入サッシをメンテナンスしました。
建具の木枠が腐ってしまい、窓を支える下枠のウィンドウヒンジも完全に脱落した状態でした。
この状況では窓を開けても閉まりませんし、最悪建具が窓の下に落下してしまうという危険性があります。
こういうケースメントサッシが、4ヶ所あって全て建具を交換しました。
最近は、アメリカからの船便入荷が遅くなる傾向にあり、発注から4ヶ月程度待たなければなりません。まあ、それでもペラという会社は古い建具でもそのままの仕様で新しく作ってくれますから、アフターサービスはいい方だと思います。
木製下枠の腐りは、外装のアルミカバーとペアガラスとの間に隙間が生じて、そこから雨水が内部に侵入したことが原因です。
単純に建具を交換するだけなら、また同じように不具合を起こしてしまいますから、ガラスの周囲やアルミのつなぎ目に防水処理を実施して、建具の木枠もティンバーケアで防水塗装を行いました。
また、窓枠のアルミコーナーも少し隙間が明いてる感じでしたから、念の為その辺りも防水処理の作業をしておきました。見積していない内容でも、気になる処があればこういう気遣いをしてメンテナンスしてあげるというのが、ホームメイドのいいところ。
今後不具合のある窓以外の防水処理を行う予定ですが、腐った窓だけでも梅雨の長雨になる前に修理を終えられてよかったです。
<関連記事>: 腐って開けられなかった窓が、元通り (2021年6月10日)
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