岐阜県中津川市の輸入住宅に伺って、アンダーセン(Andersen)のダブルハングサッシのメンテナンスを行いました。
新築から20年以上経つおうちで、サッシについてはほぼメンテナンスが出来ていない状態でした。
建てた住宅メーカーはあるのですが、京都に会社があるとのことで、修理の相談をしても材料のみの供給はするが、施工は地元の大工さんに頼んで下さいと言われ、困っていらっしゃった様子です。
仕方がないので一度頼んではみたものの、結局場当たり的な施工しか出来ず、窓枠を変な感じでカットしてしまったようで、それも私たちが元に戻さなければなりませんでした。
上げ下げする建具を吊っているヒモは半分以上切れていて、切れていない窓についても重くて上がらない状態でした。これじゃあ窓が開けられないですから、ほぼ閉め切った状態で過ごしてきたという悲しい状況だったようです。
吊りヒモは、サッシの上枠内に内蔵されたバランサーから出ていますから、バランサーを新しいものに交換する必要があります。
また、風当たりの強い場所にある為、雨が窓ガラスに吹き付けます。そういうサッシはペアガラスの周囲から雨漏れを起しますから、建具外装の防水処理をやっておかないと木枠が腐るリスクが高まります。
ほぼ全ての窓がダブルハングで、それが17ヶ所もあるというおうちでしたから、通常なら施工に3日程度は掛かる内容ですが、梅雨の時期ということもあり、早朝から夕方遅くまで作業を行い2日で施工を終えました。
多少手を抜けばもう少し早くやれるのかも知れませんが、そういうことが出来ないというのが私たちの誇りでもあります。お陰で今日は体中が痛いのですが、やり切った感は半端ないですね。
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